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スロープレーと言われないために

CURUCURUライター MEGUMIRAI

2024/04/26

こんにちは、CURUCURUライターのMEGUMIRAIです。

ラウンドのシーズンがやってきました!今回はラウンドを楽しむにあたって、ゴルフコースで時々耳にする「女性はプレーが遅い」という声の真偽と、スロープレーだと言われないために知っておくと良いことをお届けします。

「女性はプレーが遅い」は本当?

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「女性はプレーが遅い」という一般的な認識は、大きな誤解です。女性ゴルファーの中には非常に速くプレーする方もいれば、男性のグループで時間を要する方もいます。女性は比較的曲がらないのでボール探しの時間が短く、圧倒的に曲げる男性グループよりもプレーは速い事が多いです。スロープレーは性別ではなく、プレーの流れや状況管理に関係しています。

たくさんあるスロープレー撲滅対策

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①ティの使用

ティグラウンドの選択によってもプレーの速さは変わります。前のティから打つ人は、邪魔にならない、危険にならない場所であることが大前提ですが、次のショットの準備をしておくことで、スムーズな移動とプレーを促進できます。

邪魔になりそうなときは、自分の番が来たら素早くレディースティーに移動しましょう。急いでいる姿勢を見せるだけで、スロープレーにならないよう気にしてるんだなと、好印象となりますよ。

②ホールアウト後のグリーンでの動き

後ろの組の人は、あなたの組が全員ホールアウトしてグリーンから移動し、カートが安全な場所まで移動するのを後ろから見て、待っています。

よくある「遅い」と言われる原因は、ホールアウト後にグリーン上でスコア記入をすることや、カートに乗るまでクラブの片付けに時間がかかりがちなこと。これらの動作は移動しながら、または次のプレーの準備ができた後に行うように心がけましょう。スコア記入はカート内や次のホールへの移動後に。

クラブの出し入れを1回にするのはスマートです!ホールアウト時はしまわずにそのままカートに乗って、次のホールでドライバーを取り出すときに合わせてウェッジやパターをしまうと、効率がよくなります。

➂打つまでの時間と素振り回数

打順が来る前に距離の確認やクラブの選択、素振りを済ませておくことが大切です。

始めはボールのそばまで行かないとわからないかもしれませんが、自分の飛距離やヤード杭から残り距離を想像して、3-4本のクラブを持っていけると良いでしょう。素振りは1回、多くても2回で、毎回同じ回数としましょう。3回以上だと多いという人もいますし、回数を決めることで自身の打つまでの動作・リズムが一定になって(これを「プレショット・ルーティン」と言います)、安定したプレーに繋がりますよ。

練習場で上手く打てるときは、2回も3回も素振りせずに、リラックスしてさっさと打ってますよね?それと同じようにサクサク打てると良い結果につながります。

➂楽しいけれど・・・賭けやゲームによる遅延

オリンピックなど、グリーン上で勝負するゲームを行っている場合、全員のボールがグリーンに乗るまで待つ必要がありますが、これが遅延の原因となることがあります。

後ろの組から「前の組は遅れてるのに、オリンピックなんかやってるから更に遅い」なんて言われかねません。大きく遅れているホールではノーカウントにするなど、状況に応じて柔軟にルールを変更し、スムーズなプレーを心がけましょう。

 

スロープレー撲滅のためにできること

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このように、スロープレーの原因は多岐にわたりますが、予め対策を講じることで、性別に関係なくすべてのゴルファーが快適なラウンドを楽しむことができます。

全員が少し意識を変えるだけで、ゴルフ場での時間がより楽しいものになります。

  • グリーンでの作業は効率化を心がけ、全員で協力しましょう。
  • カートの配置を考え、移動をスムーズに。
  • プレー中の声掛けで、全員が次のアクションを意識できるようにしましょう。

ゴルフは性別を超えて楽しめるスポーツです。

 

「女性はプレーが遅い」というステレオタイプを払拭し、効率的で快適なプレーを実現するためのヒントをお伝えしました。

スムーズなプレーは、互いの理解と協力から生まれます。

 

次回のラウンドでは、これらのポイントを意識して、より良いゴルフライフを楽しみましょう。

それでは、今回も最後までお読みくださり、どうもありがとうございました。した。